従来は生姜のように繊維質の強い原料には、クラッシャーやカッターミキサーによる前処理工程が必要でしたが、当社シャークミルによってこれらの前処理が不要になりました。原料をそのままの形で入れるだけで、手作業ですりおろしたものと同等の製品に仕上がります。 しょうがの場合、処理量は1時間で最大600kgの大量生産が可能。ナイフの形状と切れ味が原料を逃すことなくスピーディーに処理し、コスト削減にも大きく役立ちます。 またシャークミルは、乾式でも幅広く使うこともできます。
回転カッターのヨコ切り刃と、上下両面に取付けられたタテ切り刃が、原料の強い繊維質を細かく切断します。角度の違う回転カッターが粉砕室の原料を撹拌し、ムラ無く処理することができます。
気流によって低温を維持。
カッターの形状によって起こる気流が低温粉砕を可能にしています。 たとえば、乾式粉砕の問題点であった粉砕熱もシャークミルならクリアされます。
原料の性質や求められる製品によってカッターの段数を計算。
カッターは2 段(枚)、3段(枚)の設定が可能です。 ご希望の製品に処理するために、原料の性質に合わせて最適な設定を行います。
ナイフの形状と切れ味が当社独自の技術です。
原料はカッターの水平面で上下に切断され、さらに上下に配置された垂直の細かいカッターで左右に切断されます。 長年の納入実績やメンテナンスの積み重ねが、カッターの最適な角度や枚数・配置・大きさなどの設計ノーハウを進化させ結論を導き出しました。